LINE公式アカウントの友だち追加経路・流入分析を行う方法は?

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LINE公式アカウントでコミュニケーションを取るには、ユーザーに友だち追加してもらう必要があります。

LINE公式アカウントを友だち追加する経路はスタンプ、公式アカウントリスト、LINE NEWSなどさまざま。自社が運営するサービスの種類や特徴によって有効な経路が異なるため、どの経路から友だち追加されることが多いのか、追加が多い経路の傾向を把握しなければなりません。

 

LINE公式アカウントへの友だち追加が行われる経路は、どのように確認すればよいのでしょうか。今回は友だち追加の経路の確認や流入分析の方法についてご紹介します。

友だち追加の経路とは?

LINE公式アカウントには、どんな手段で追加されたのか、どんな媒体からの追加が多かったのかなどの流入経路を確認する機能があります。LINE公式アカウントはLINEが用意しているさまざまなサービス経由で友だちを集められるほか、自分で運用しているブログやSNSなどの外部の媒体経由での集客も可能です。

引用元:LINE for Business「分析|友だち

自分が運用するLINE公式アカウントの友だちがどこから追加されているのかがわかれば、効果的な集客に繋がる経路が把握しやすくなります。限られた広告費を効率良く運用するためにも、集客に繋がりやすい経路を把握しておくことは非常に重要です。

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経路の種類

LINE公式アカウントの友だち追加経路は、標準機能として以下のものが設定されています。

  • LINEスタンプ
  • LINEポイント
  • LINEセールスプロモーション
  • LINEチラシ
  • LINE LIVE
  • 検索
  • ホームタブ
  • 友だち追加アイコン
  • 公式アカウントリスト
  • トークルーム内ボタン
  • LINEログイン
  • 外部流入(QRコードやWebページなど)
  • 連絡先シェア
  • LINE VOOM
  • LINE NEWS
  • LINE Pay
  • LINE QUICK GAME
  • 友だち追加広告
  • その他

この中の大半はLINEの機能として用意されているものです。標準設定のままでは、外部のサービス経由の友だち追加は外部流入」または「その他に分類されてしまい、YouTubeや自社のホームページ、SNSなどの流入経路が区別されません。

これら外部流入の経路を細分化したい場合、管理画面から新たな友だち追加経路を設定することで、LINEの外から登録された友だちの追加経路を細かく分割し、より詳細な分析に活用できます。

友だち追加で分析できる内容とは?

LINE公式アカウントの管理画面では、友だち追加に関する分析を行えます。どの経路から何人登録したかという人数だけでなく、以下の情報の取得が可能です。

  • 友だち追加された経路の割合
  • 指定した経路の、日ごとの友だち追加数
  • 友だち追加された経路の順位、その経路名

いつ、どこから、どれだけの友だち追加が行われたかといった情報がグラフでわかりやすく表示されますので、一目で効果のある流入経路を把握できます

日ごとの友だち追加数の経路別集計は、施策の効果を計測するには大変有効です。

「SNS経由で友だち追加すれば50%OFF」「店内から友だち追加すれば1品無料」といった施策専用の経路を作成したうえで効果を計測すれば、キャンペーン施策の成果やキャンペーンが有効な経路の分析に役立つでしょう。

参考:https://www.linebiz.com/jp/column/service-information/20200325/

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LINEマーケティングツール「MicoCloud」を活用した友だち分析

友だち追加経路を分析することで、自社が運営するLINE公式アカウントの友だちを効率よく増やす方法を把握できます。

しかしLINEの標準管理機能の流入経路は細分化されていないため、本当に欲しい情報が手に入らないかもしれません。

より詳細な経路分析を行い、効率のいいLINE公式アカウントの運用を目指すなら、LINEマーケティングツール「MicoCloud」の活用をおすすめします。

QRコードの出し分けによる流入元の把握

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LINE公式アカウントでは、原則としてQRコードの出し分けが行えません。複数店舗に設置するポスターや案内ガイドには共通のQRコードが掲載されるため、それぞれの店舗からの追加人数を把握するのは難しいでしょう。

MicoCloudでは、発行するQRコードを用途ごとに切り分けた複数種類の発行が可能です。店舗ごとの出し分けだけでなく、雑誌広告用、WEB広告用といった広告種別ごと、キャンペーンごとといった細分化ができますので、店舗ごとの追加数や施策の効果測定といった細かな情報収集を行えます。

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セグメント別のコミュニケーション

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LINE公式アカウントでは、友だち追加をしたユーザーに5つの属性を付与し、セグメントを構築します。セグメントとは友だちの属性ごとに切り分けた集団であり、LINE公式アカウントでは特定のセグメントにのみメッセージを送ることが可能です。

LINE公式アカウントの標準機能で付与される属性は「友だち期間」「性別」「年齢」「OS」「エリア」の5種類です。これらを利用して「30代」「女性」「関西地方」の友だちにのみメッセージを送信できますが、実際にサービスを運営する上ではこれらの絞り込みでは不十分であり、本来メッセージの対象ではない友だちにも届いてしまいます

MicoCloudでは、ユーザーに付与する属性をさらに細分化。「会社員」「主婦」といった職業や「11月誕生日」「キャンプが好き」など、さらに踏み込んだ属性も登録が可能です。これらのセグメントに限定したメッセージを送るだけでなく、追加経路での絞り込みも可能ですので「○月に新宿店で追加した友だち限定のクーポンを発行」「東京都内の店舗限定のお得情報を紹介」というような、特定の属性をターゲットにしたキャンペーンを効果的に展開できます。

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ユーザーの行動に対応したシナリオ配信

外部ツールであるMicoCloudの強みのひとつが、ユーザー行動の取得・蓄積です。ユーザーがLINE公式アカウント上のメニューのどこに反応したのか、どこに興味を示したのかといった行動に関する情報を蓄積し、設定の効果を分析。よりユーザーの行動を促す設計へと改善できます。

また、ユーザーの行動に応じて自動的に配信内容を変える「シナリオ配信」によって、ユーザーの興味・関心の強さに応じた適切なコンテンツを配信し、CVRの改善を実現します。

MicoCloudの導入事例

LINE公式アカウントの機能を拡張し、高度なLINEマーケティングを実現するMicoCloud。実際に活用している企業では、どのような効果が出ているのでしょうか。MicoCloudを導入した企業の課題と導入効果をご紹介します。

登録フローをLINEへ変更しCVR・CPAが大幅改善「人材紹介会社」

MicoCloudを導入したとある人材紹介会社は、導入前は自社HPとWEB広告を中心に集客を行っていました。しかしLPから会員登録までのハードルが高く、CVRの伸び悩みやCPAが高騰するという問題を抱えていました。

MicoCloudを導入後は、会員登録フローをLP→登録フォームからLINE→登録フォームへ変更し、会員登録のハードルを下げることに成功。属性によってセグメント分けした友だちごとに配信するメッセージを出し分け、ターゲットに合わせた効果的な訴求を行いました。その結果、CVRは導入前の約3倍に向上。高騰していたCPAは約65%の削減を達成しています。

顧客属性の可視化により反応率向上「百貨店」

とある百貨店を営業する企業では、MicoCloud導入前からLINEによる集客を行っており、LINE公式アカウントの運用を外部委託していました。しかし告知や広告を一斉配信するだけに留まり、顧客のセグメント分析や配信の効果検証まで繋がらず、LINEを十分に活用できていない時期が続きました。

MicoCloud導入後、同社はMicoCloudのBotアンケート機能を活用し、LINE公式アカウントに友だち追加した顧客の情報を収集。客層の属性や特徴を可視化しました。属性情報ごとに構成されたセグメント別の配信を行い、効果検証と改善のトライアンドエラーを繰り返した結果、導入後約半年で開封率が20%以上向上。最終的には平均開封率76%という高い反応率を獲得しました。

認知度の拡大により来店者数増加「飲食チェーン」

さまざまな業態の飲食店を展開していた会社が新たに新規ブランドの焼肉店をオープン。認知度の拡大から来店者数の増加に繋げるため、オープン直後からMicoCloudを導入しました。予算が非常に限られている中、MicoCloudのセグメント別配信を活用し、属性別にアプローチ。

コロナ禍にもかかわらず、MicoCloud導入から1カ月の月間来店者数1万人以上リピート率22%以上の好成績を達成しています。

まとめ

LINE公式アカウントを有効に活用するには、追加された友だちの分析が必要です。自社のサービスを利用するユーザーと繋がるにはどこに広告を出せばいいのか、どういった属性のユーザーがコンバージョンしやすいのかといった情報は、商品やサービスの売り上げに直結する重要な要素となるでしょう。

LINE公式アカウントをより効果的に使いたいなら、LINEマーケティングツール「MicoCloud」の導入をおすすめします。MicoCloudはLINE公式アカウントの標準機能ではできないような詳細なユーザー分析により、ユーザーの関心を引くマーケティングを実現します。

LINE公式アカウントへの流入を分析し、効果的に売り上げに繋げたい方は、ぜひMicoCloudのご利用をご検討ください。

LINE運用ならMicoCloud

LINE公式アカウントの運用にお悩みの方は、ぜひMicoCloudまでお問い合わせください。MicoCloudは、LINE公式アカウントを一括管理する、LINE特化型マーケティングシステムです。

企業さまのLINE活用を成功に導くために、顧客管理・配信・分析・運用改善までを一気通貫でサポートいたします。


導入後もLINEのマーケティング活用を知り尽くしたサポートチームが継続的にアシストします。オンライン面談や各種セミナーの実施もしておりますので、少しでも気になった方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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この記事の著者

大里 紀雄Norio Osato

Micoworks株式会社

ビジネスマーケティング部 Director

大手Web制作会社にてチーフデータアナリストとして、DMPの構築および活用支援、広告運用の業務に従事。マルケトではシニアビジネスコンサルタントとして業種業界を問わず、大手企業から中小企業まで、MAツールの導入や戦略構築支援を行う。 その後、複数の事業会社で大規模カンファレンスの企画運営や、オウンドメディアの構築などのマネジメント、アジアパシフィック地域のマーケティング戦略立案や広報活動など幅広い業務を経験し、現在に至る。

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