導入事例

ボランティアとの連絡・スケジュール管理ツールとして導入した理由とは?

株式会社GREENCOLLAR
(三井不動産グループ)

農業

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株式会社GREENCOLLARは、「しぜんと生きる」をビジョンに掲げる三井不動産グループ初の社内ベンチャー企業として2019年12月に創業。
日本とニュージーランドでの大規模な日本品種の高級生食用ぶどうの生産し、世界中へ販売する事業を通じ、地方や海外を拠点に置きながら「働きがい」と「生きがい」を融合させた“今までにないライフスタイルの実現”を目指しています。
直近では、生産販売事業に加えて品種開発事業にも参入し、品種開発から生産、販売までを担う垂直統合型のビジネスを展開しています。
今回は、MicoCloudの導入の経緯や導入後の効果、現場の声などを代表の鏑木様にお伺いしました。


iOS の画像 (9)

地球の両極で、旬のぶどうを一年中お届け

Q.まずは株式会社GREENCOLLARについて教えてください。

株式会社GREENCOLLARは、三井不動産グループの事業提案制度「MAG!C」で生まれた初の社内ベンチャー企業です。主なビジネスは、日本とニュージーランドの二拠点で、ぶどうの開発・生産・販売までワンストップで行っています。

社名の「グリーンカラー」には、“より人間らしく、自然と生きる” “ブルーカラーでもホワイトカラーでもない、新しい「生き方」を提唱してゆく”という想いを込めました。

いまの主力商品は、1年に2回、旬のぶどうを味わってもらうことをコンセプトとした「極旬(ごくしゅん)」という商品です。8~10月を“表旬”として日本でぶどうを収穫し、2~4月を“裏旬”としてニュージーランドでぶどうを収穫してお届けしています。

私たちは、ぶどう農業を憧れの職業にしたいのです。私たちの事業は、ライフスタイルの提案でもあるのです。

Q.現在、どんな体制で事業を営まれているのですか?

代表が私以外にも2人おりまして、それぞれが各事業の責任者として活動しています。日本およびニュージーランドでの生産を担当している大場修、ニュージーランド現地責任者の小泉慎で、私は経営管理担当としてブランディング、営業、生産におけるICT化および会社管理業務などを担っています。
また、ラグビーの元ニュージーランド代表で元日本代表ヘッドコーチでもある、KIRWAN, John James Patrick氏が本事業のニュージーランドにおけるExecutive Adviserに就任しております。

多数いるボランティア希望者とのスケジュール調整に時間がかかっていた

Q.導入前には、どんな課題があったのか教えていただけますか?

ぶどうづくりに興味を持ってくださったボランティア希望者の方との連絡方法が悩みの種でした。

私たちは、ビジネスモデルと同時にライフスタイルも提案しています。
言うなれば、“GREENCOLLARというライフスタイル”を発信し、それに魅力を感じてくれる方がひとりでも増えればと思って活動しています。
私たちの提案するライフスタイルとは、「まずは楽しんで仕事をすること。そして、仕事と余暇の境界をいい意味で取り払い、大自然の中人間本来の豊かさ、個々人それぞれの豊かさを追求していくスタイルです。」なのですが、やはり、いきなりその生活に日常からシフトするのは難しいと思います。

そこでまずは、一度、ライフスタイルを体験してもらう機会として、生産現場での農業ボランティアの受け入れを行っているのですが、これまでは、私たちの事業や理念に興味を持っていただいた方がいた場合、個別に連絡を取り合って、ボランティアに参加していただいていました。

--素晴らしい取り組みですね!

ありがとうございます。
ですが、少人数で運営している会社なので、それぞれの通常業務も多岐に渡りますし、もっと効率よくボランティア希望者の方とコミュニケーションをとりたいと考えていました。

具体的には、興味のある方にボランティア機会の案内をするツール、参加希望者の予定を調整するツール、そして、情報を定期的に発信するツールを必要としていました。そんな時、情報の管理と発信ができるツールとしてMicoCloudが目にとまったんです。

使い慣れたLINEで情報管理ができるので導入ハードルが低かったため

Q.他に検討した解決方法はありましたか?

はじめは、ランディングページとメールマガジンでも、情報発信ができるのではないかと検討していたのですが、スケジュールなどの管理面のニーズを満たすためには、追加機能やセキュリティ強化が必要なことがわかり、費用面と効率面から別の方法を模索していたタイミングで三井不動産の担当者からMicoCloudを紹介されました。

Q.導入の決め手を教えていただけますか?

営業の林さんのレスポンスも良く、私たちのニーズを丁寧に汲み取ってくださり、ご提案いただけたのが大きかったですね。
他にも現場の意見を聞いたら、「LINEなら慣れているので使いやすくていい」という声が多く、それも決め手のひとつになりました。
また、管理側で情報発信の内容をセグメントごとに変えられたり、情報発信をプッシュ型でできる点も評価のポイントでした。

ボランティアとのコミュニケーションが円滑になり情報の管理と発信が効率化された

Q.MicoCloudをどのように活用していただいてますか?

当初の予定通り、生産現場での農業ボランティアを受け入れる際の連絡手段とスケジュール管理ツールとして活用させていただいています。

今までは、希望者の方に個別対応をしていたので、情報も分散しがちでした。
導入後は、一括して情報を送れるようになったことで、送り漏れや送り間違いといったこともなくなりましたし、例えば、「再来月に参加したい」といった希望を受けたら、そのスケジュールで参加したい方が他にもいないか募集をかけたりすることも簡単になりました。
ひとつの情報について、発信から意思確認までを一気通貫して管理できており、非常に助かっています。

今後は、ボランティアの方々とのコミュニケーションツールとしても、活用していきたいなと思っています。

Q.現場のスタッフの方から、どのような反応がありましたか?

そうですね。よく聞くのは、サポートが手厚いという意見です。何か困ったことがあってお願いをすると、そのレスポンスが早く、すぐに疑問を解消してもらったり、対応をしてもらえると好評です。

情報発信ツールとしてももっと積極的に使っていきたい

Q.今後、MicoCloudを使って、どのようなことをしていきたいとお考えですか?

私たちのビジネスは、どれだけ共感してもらえるかが重要なポイントです。
農業の現場や生産現場を体験することで、先ほどのGREENCOLLARのスタイルを体験いただくのはもちろんのこと、自分の口に入るものへの興味を持ってもらいたいですし、食べる喜び、作る喜びも感じていただけたら何よりです。また商品のファンになっていただくだけでなく、私たちの仲間になっていただくところまで目指しています。

だからこそ、生産現場と繋がる機会をもっと増やしたいので、ボランティア希望の方の連絡先管理やニーズの把握、さらに魅力的な情報発信には、今後より力を入れていきたいと考えています。
いつかは、クチコミで広がっていくような、人が人を呼んで輪が広がっていけばいいなと思っています。
そういった、小さな輪を作って大きく広げていくツールとしてもMicoCloudは、ずっと寄り添ってくれるツールだと思いますね。

Q.今後、活用していきたい機能はありますか?

特定の人に特定の情報が送れるようなリスト化やタグ付け機能があるそうなので、そちらをもっと活用していきたいです。
例えば、「ある作業工程に熱烈に興味がある方」がいた場合、その作業が発生するタイミングで、その方に優先して参加していただくようご連絡をするといったことができると、よりマッチングの満足度があがるのではないかなと期待しています。

本日は貴重なお話をありがとうございました!

 

<極旬(GOKUSHUN)>
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地球の両極で、旬のぶどうを一年中。『極旬』は、地球の表と裏の両極で、一年中ぶどうの旬の季節に育てています。「旬」という字は 「日」を「包む」と書きます。極旬は、地球の旬を極め、たっぷりと陽の光を浴びて、おいしさをぎゅっと包み込んだ日本品種のクラフトぶどうです。
https://gokushun.com/


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